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第9回 同志社大学・全南大学ジョイントシンポジウムでPoster Presentation Awards を受賞

 2015年11月25日に開催されました「第9回 同志社大学・全南大学ジョイントシンポジウム」におきまして、理工学研究科応用化学専攻の熊崎航介さんが「Poster Presentation Awards (Excellent Award)」を受賞されました。

 熊崎さんは、生体内で選択的な酸化反応を行う金属酵素の働きに学びながら、過酸化水素を酸化剤として温和な条件で炭化水素のC-H結合を選択的に水酸化することのできる触媒の開発を進め、鉄錯体触媒としては世界最高の選択性を示す触媒の開発に成功しました。今回開発された鉄錯体触媒Fe(propaq)は、従来の酸化剤や酸化触媒と比べ、高価な金属や環境負荷の大きな酸化剤を用いずに室温温和な条件で選択的な酸化反応を行うことのできる点で優れています。本研究発表に対して、Poster Presentation Awards (Excellent Award)が授与されました。

 詳細につきましては、
http://se.doshisha.ac.jp/doc/news/2014/2015124.html
をご覧ください。