2017年3月26日に開催されました「第128回日本森林学会大会」におきまして、理工学部の大園享司教授が、日本森林学会賞を受賞されました。
日本森林学会賞は、森林科学に関する画期的な業績により、特に貴重な学術的貢献をなした研究者に授与される賞です。大園教授は、これまで研究が限定的だった森林の土壌分解系と落葉分解菌類に関する研究を、熱帯から極域に至る地球規模のスケールで過去15年にわたり進めてきました。今回はその研究成果の一部をまとめた4つの論文が評価され、受賞の運びとなりました。
詳細につきましては、
http://se.doshisha.ac.jp/doc/news/2014/20170410.html
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2017年3月6~8日に開催されました「化学工学会第82年会」の開会式にて、理工学部の塩井章久教授が化学工学会研究賞(玉置明善記念賞)を受賞されました。
塩井章久教授は、化学工学の分野では馴染みの薄かった非平衡現象に関する研究を過去二十年に渡って先駆的に行ってきました。この度、同志社大学での研究成果の一部を纏めた5つの論文が評価され、受賞に至りました。
詳細につきましては、
http://se.doshisha.ac.jp/doc/news/2014/20170314.html
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2016年9月1~2日に開催されました「表面技術協会第134回講演大会」におきまして、研究開発推進機構の川口健次助教が第18回優秀講演賞を受賞されました。
川口助教は、ナノサイズのIrO2粒子がアモルファスのTa2O5マトリックス中に高分散した『ナノ/アモルファスハイブリッド触媒』を作製して酸性水溶液中におけるアノード反応である酸素発生(主反応)とPbO2電着(副反応)に対する反応過電圧を独立に制御することに成功し、その研究内容が高く評価されました。
なお、2017年3月9~10日に開催されました「表面技術協会第135回講演大会」におきまして、表彰式が行われました。
詳細につきましては、
http://se.doshisha.ac.jp/doc/news/2014/20170316.html
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理工学部 小寺政人教授らの研究グループの研究がChem-Stationのスポットライトリサーチに掲載されました。
Chem-Stationは、日本人化学者の活躍を紹介するサイトで、多くの化学者が閲覧しています。
小寺教授らの研究グループは、メタンモノオキシゲナーゼ(soluble methan monooxygenase, sMMO)の高い反応性に注目して研究を行ってきました。今回、sMMOの酸化活性種Qの電子状態を再現するdi-μ-オキソ二核鉄(IV)酸化活性種(high-spin S=2)の合成に成功し、アルカンなどの外部基質に対して高い反応性を示す事を明らかにすると伴に、酸化活性種の生成機構を明らかにしました。この論文はChem. Eur. J.の表紙を飾る”frontispecie”に選ばれました((Hot paper) Chem. Eur. J, 2016, 22(17), 5924-5936.)。また、これをさらに発展させた研究成果を、2016年に開催された第42回錯体化学国際会議International Conference on Coordination Chemistry (ICCC2016)において発表し、その成果が高く評価され、ポスター賞を受賞しました。これは世界中の錯体化学者が参加する大規模な国際会議であり、ポスター件数600件の中からわずか5件だけに授与されました。ポスター賞受賞の確率は1パーセント未満です。また本件はアジアから唯一のポスター賞です。
詳細につきましては、
http://se.doshisha.ac.jp/doc/news/2014/20170225.html
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2017年1月16日に理工学部化学システム創成工学科 橋本雅彦准教授らの研究グループのElectrophoresisに掲載された論文が、Front Cover(表紙)に選定されました。
本論文は、新規核酸分析技術として近年急速に発展しているドロップレットデジタルPCRに関するものであり、ポリジメチルシロキサンという樹脂で作製したマイクロ流体チップとガラス基板とをPDMSの自己吸着性のみを利用して貼り合わせて一定時間脱気した後、油相と水相をマイクロチャンネル入口部に滴下するだけでサイズの揃った油中水滴がひとりでに生成されることを見出しました。これにより従来にないほど簡単かつ安価にドロップレットデジタルPCR分析が行えるようになりました。
詳細につきましては、
http://se.doshisha.ac.jp/doc/news/2014/20160119.html
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2016年12月16~17日に開催されました「日本材料学会関西支部第11回若手シンポジウム」におきまして、理工学研究科機械工学専攻の野村伸之介さんが、ポスター支部長賞を受賞されました。
野村さんは、Vベルト式無段変速機(CVT)の変速速度の向上のために、ベルトのプーリクランプ方向の材料剛性を低減することが有効であることを見出しました。
詳細につきましては、
http://se.doshisha.ac.jp/doc/news/2014/20161228.html
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2016年12月18日、関西大学100周年記念会館にて開催されました「日本音響学会関西支部 若手研究者交流発表会」におきまして、理工学研究科情報工学専攻の杉浦恭輔さんが最優秀奨励賞を受賞されました。
本賞は、科学的に優れた発表をした若手研究者に対して授与されるものです。
杉浦さんは、HMD (Head Mounted Display)よるVR (Virtual Reality) システムに、室内の音波反射を考慮した音空間レンダリングを組み入れることで、頭部運動と連携した聞こえ方の変化を表現し、高臨場感なVR体験を提供するシステムを構築しました。
詳細につきましては、
http://se.doshisha.ac.jp/doc/news/2014/20170111.html
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2016年12月15日~16日に開催されました、電子情報通信学会「第14回マイクロ波学生発表研究会」におきまして、理工学研究科 電気電子工学専攻の藤本優生さんが、学生研究会優秀発表賞を受賞されました。
藤本優生さんは、斬新な設計手法を用いてリフレクトアレーを広帯域化し、高性能なカーペットクロークおよびイリュージョンクロークを設計・開発しました。
詳細につきましては、
http://se.doshisha.ac.jp/doc/news/2014/2016122203.html
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2016年12月9日に開催されました、資源・素材学会関西支部主催の「第13回若手研究者・学生のための研究発表会」におきまして、理工学研究科数理環境科学専攻2年次生の木村秀平さんが優秀発表賞を受賞されました。
木村さんは、金属製錬での酸素発生用陽極に使われているRuO2触媒について、独自の手法によりナノレベルで粒子径の異なるRuO2触媒層を作製し、触媒活性の粒径依存性を解明したことが高く評価されました。
詳細につきましては、
http://se.doshisha.ac.jp/doc/news/2014/2016122102.html
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2016年11月12~13日に開催されました「情報システム学会第12回全国大会研究発表大会」におきまして、理工学部嘱託講師 井田明男先生、理工学部 金田重郎教授、インテリジェント情報工学科4年次生 森本悠介さんが、ベストペーパー特別賞を受賞されました。
この論文で上記3人は、ソフトウェアサービスの新しい構築法として、存在従属クラス図から、Webサービスの要素パーツを自動生成する手法を提案しました。
詳細につきましては、
http://se.doshisha.ac.jp/doc/news/2014/2016122101.html
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