化工7074会
大学を卒業して丁度40年。家族・家庭を顧みず一生懸命働き続けた40年。気がつけば還暦も過ぎそして定年を迎えた時、思い出すのは学生時代を過ごした京都・大学・仲間たち。懐かしいなあ・・・、会いたいなあ・・・。その気持ちが「面倒くさがりや」の私を動かした。これには伏線があった。同窓の友人と東京で酒を飲みながらの会話。「しかし、早くしないと会えなくなるなあ・・・。同窓会をするとしたら時間の出来る今年の秋が最後のチャンスかも」これが昨年のお正月。
夏も過ぎ、連絡をとるにしても連絡先が判明している人はわずか。頼るのは同志社大学 理工会。事情を説明し卒業生の連絡先を教えて頂き、三吊で手分けし20数名に連絡したところ12名から参加の連絡(当日1名欠席)。
11月23日12時西門前に、すれ違っても絶対判らない、しかし面影のある顔が続々集合。新町学舎と学生会館(現寒梅館)を回り再び今出川学舎へと、就職が決まった時に投げ込まれた池、扶桑館そしてハリス理科学館(現在新島先生の展示場になっており、“八重の桜”を思い出しながら見学)。懐かしさの中にも近代的に変貌し、益々発展しているのを嬉しく感じながら正門を出、紅葉の御所を散策し新島会館を経て河原町三条。お酒を飲みながら、40年前の思い出が次から次に、カラオケで歌い、最後はカレッジソング。
まだ現役で頑張っている人、一旦定年し再就職している人、引退している人いろいろ。
一回限りの集まりと思っていたのが、参加者からもう一度、今度はもっと人数を集めてとの声に、会いたかったのは私だけではなかったのだ。集まって良かった!!
再会を約束して散会。 40年の時空を超えて当時の青年に戻った楽しい半日でした。
参加者:後藤文夫、井上隆壽、川戸清比己、菊山裕久、水谷安裕、中井秀樹、太田徹次、大谷俊一、梅田四郎、山本純、横田繁夫(計11名)
1974年化学工学科卒 横山 繁夫・菊山 裕久 記